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怪談乳房榎

かいだんちぶさえのき

別名 · 乳房榎

怪談江戸屋敷夫婦因縁怖い

彫刻師の菱川重信と弟子の磯貝浪江をめぐる因縁が、乳房榎の怪異へ連なる。

情景

絵師のアトリエ。松月院の榎。夜の、乳の白い影。

登場人物

あらすじ

  1. 絵師・菱川重信の妻・おきせに浪人・磯貝浪江が惚れる。
  2. 弟子となって近づき、子を人質に脅迫して関係を持つ。
  3. 独占のため師を惨殺。ショックでおきせの乳が出なくなる。
  4. 重信の亡霊が、松月院の榎が乳を出すと教える——。

みどころ

聴くとき

導きの先の、決着。

結末

  1. 榎の乳で育った子・真与太郎が成人する。
  2. 父を殺した浪江を討ち、仇を取る。
  3. 乳房榎の名に、乳と刃が残る。

オチ

怪異の乳が子を育て、仇討ちの力になる。地口一発ではなく因果の決着。

サゲ

真与太郎が浪江を討つ。

怪談人情の長め。高座は場面抜きが多い。 圓朝作の長編怪談。演者で場面の厚みが違う。

ほかに