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後生鰻

ごしょううなぎ

別名 · 淀川

滑稽噺江戸・上方飛躍ブラック

殺生を嫌う隠居は、まな板の鰻を買い取って川へ放してやる。

情景

鰻屋のまな板。包丁の直前。川面。

登場人物

あらすじ

  1. 信心深い隠居が、切られかけの鰻を買い取り川へ放つ。
  2. いい功徳、と帰る。親方は次の来店を期待する。
  3. しばらく来ない日が続き、ある日は鰻が切れている。
  4. 生きていれば何でも——親方が次の「材料」をまな板に——。

みどころ

聴くとき

鰻が切れた日に隠居が現れ、親方が何を差し出すか考えるところ。

結末

  1. 親方は赤ん坊をまな板に乗せ、隠居は百円で買い取る。
  2. 隠居は『今度はあんな家に生まれてくるなよ』と因果を含める。
  3. 鰻と同じように、赤ん坊を川へ放り込む。

オチ

鰻を買い放した功徳が、まな板の赤ん坊(人)まで同じ手順で放流される。

サゲ

「今度はあんな家に生まれてくるなよ」——川へ。

上方の『淀川』では放流する人物が和尚。桂歌丸一門には、赤ん坊ではなく親方の女房をまな板に乗せる型がある。

ほかに