← もどる
どうぐや
A滑稽噺江戸・上方露店親族地口
与太郎が古道具の露店を任される。売るものは、どれも一筋縄ではいかない。
蔵前の煉瓦塀。天道干しの日向。鋸と股引の、埃。
笛から指が抜けなくなった客へ、与太郎が値を告げる。
指が抜けず、買うしかない客に高値をつける。『足元を見る』と責められた与太郎は、笛に入った指を見て『手元を見た』と返す。
「手元を見ました」。
小咄を連ねる噺で、笛のほかにもさまざまなサゲがある。