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道具屋

どうぐや

A滑稽噺江戸・上方露店親族地口

与太郎が古道具の露店を任される。売るものは、どれも一筋縄ではいかない。

情景

蔵前の煉瓦塀。天道干しの日向。鋸と股引の、埃。

登場人物

あらすじ

  1. 遊んでばかりの与太郎に、叔父が道具屋を任せる。
  2. 品は火事場の鋸、破れる股引、脚欠けの三脚、中身のない読本ばかり。
  3. 蔵前で友蔵に商売を教わる。
  4. 大工、車屋、田舎の客が次々に来るが、答えがことごとく外れる——。

みどころ

聴くとき

笛から指が抜けなくなった客へ、与太郎が値を告げる。

結末

  1. 隠居が笛に指を入れて抜けなくなり、仕方なく買う。
  2. 与太郎が掛け値をふっかける。
  3. 「足元を見たな」に「手元を見ました」。

オチ

指が抜けず、買うしかない客に高値をつける。『足元を見る』と責められた与太郎は、笛に入った指を見て『手元を見た』と返す。

サゲ

「手元を見ました」。

小咄を連ねる噺で、笛のほかにもさまざまなサゲがある。

ほかに