← もどる

紺屋高尾

こんやたかお

別名 · 駄染高尾 · かめのぞき

A人情噺江戸主従人情の決着ほろ苦

紺屋の久蔵は、高尾太夫の絵姿ひとつで寝込んでしまう。

情景

紺屋町の藍。吉原の花魁道中。枕元には、高尾の絵姿。

登場人物

あらすじ

  1. 神田紺屋町の久蔵は、真面目一筋で遊び知らず。
  2. 友人に連れられ吉原で高尾の道中を見て、惚れ込む。
  3. 絵姿を買い、米粒まで高尾に見えるほど恋煩いで伏せる。
  4. 医者に見破られ、「金があれば会わせる」。三年で九両——。

みどころ

聴くとき

「次は三年後」と泣いたあとの、高尾の一言。

結末

  1. 主人に一両足してもらい十両。久蔵は「高尾を買う」と打ち明ける。
  2. 対面で正体を明かすと、高尾は年季明けに女房にしてほしいと約す。
  3. 約束の日に高尾が店へ——祝言ののち、早染めの手拭いが江戸で繁盛する。

オチ

久蔵の正直な告白に、高尾は年季が明けたら夫婦になろうと答える。約束の日、本当に紺屋へやって来る。

藍瓶をのぞく客から、浅黄色の『かめのぞき』の由来へ結ぶ型もある。

ほかに