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味噌倉

みそぐら

別名 · 二丁ろうそく · 味噌蔵

滑稽噺江戸主従誤解

けちな主人が留守の味噌蔵で、奉公人たちは田楽と酒にありつく。

情景

味噌屋の夜。粗食への溜息。焼きたて味噌田楽の匂い。

登場人物

あらすじ

  1. 結婚を渋っていた吝兵衛が所帯を持ち、妻の里帰りへ小僧と出る。
  2. 「泊まるかも」と言い残すが、実際は引き返してくる。
  3. 店では粗食への不満から酒盛り。豆腐屋に味噌田楽を発注する。
  4. 帰宅した主人が騒ぎを抑え寝かしつける——戸口に声がする。

みどころ

聴くとき

「焼けてきた」の響きと、主人の立ち上がり。

結末

  1. 豆腐屋が味噌田楽を「焼けてきた」と届ける。
  2. 吝兵衛は火事だと早合点し、扉を開ける。
  3. 焼きたての匂い——「いけない、味噌倉に火事が入った」。

オチ

田楽の「焼けてきた」を、味噌倉の火事と取り違える。

サゲ

「味噌倉に火事が入った」

表記『味噌蔵』とも。別題関連に『二丁ろうそく』。本線は留守宴会と田楽の火事誤認。

ほかに