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家見舞

いえみまい

別名 · こいがめ · 新宅祝い · 祝いの壺

滑稽噺江戸新宅古道具屋友人地口

新築祝いの水瓶を、五銭しかない二人が古道具屋で探す。

情景

古道具屋の埃。水を張った瓶の、甘い腐臭。冷や奴の皿。

登場人物

あらすじ

  1. 兄貴分の新築祝いに水瓶を、と二人。持ち金は五銭。
  2. 古道具屋で肥瓶をタダでもらい、水を張って臭みを誤魔化す。
  3. 贈り、風呂で手を洗って戻り、酒と冷や奴を出される。
  4. 美味いと食べ始めた二人に、冷やした場所の話が——。

みどころ

聴くとき

瓶の内壁を覗く兄貴分。膜が剥がれる音。

結末

  1. 冷や奴の皿が空に近づく。兄貴分、瓶の濁りを見てフナを入れろと説く。
  2. ゴミを食って綺麗になる、と。
  3. 「フナを入れるに及ばねえ、今までコイが入ってた」——鯉/肥。

オチ

肥瓶を水瓶にした報いが、冷や奴経由で発覚。鯉と肥の地口。

サゲ

「フナを入れるに及ばねえ、今までコイが入ってた」

別題に『祝いの壺』『こいがめ』『祝いの瓶』。上方類話に『雪隠壺』があり、本線はコイ(鯉/肥)の地口。

ほかに