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幾代餅

いくよもち

人情噺江戸夫婦人情の決着ほろ苦

搗米屋の奉公人・清蔵は、錦絵で見た幾代太夫に惚れて寝込んでしまう。

情景

馬喰町の搗米屋。枕元の錦絵。吉原の廊下。のちの餅屋。

登場人物

あらすじ

  1. 搗米屋の清蔵が幾代太夫の錦絵に惚れ、恋煩いで寝込む。
  2. 主人は金を貯めれば会わせると約束。清蔵は働き、銀を積む。
  3. 主人も足して大金にし、遊び達者な医者の案内で吉原へ。
  4. 身分を隠しつつ会い、次はいつ——正直に年季を告げる。

みどころ

聴くとき

幾代に次はいつ来るのかと問われ、清蔵が身の上を打ち明けるところ。

結末

  1. 幾代は清蔵の正直さに心を動かされ、年季明けに添い遂げると約束する。
  2. 二人は夫婦となって餅屋を開く。
  3. 幾代の名を取った『幾代餅』として店が繁盛する。

オチ

明確なサゲはなく、清蔵と幾代が夫婦となり、餅屋『幾代餅』を繁盛させる後日談で結ぶ。

『紺屋高尾』の類話。こちらは搗米屋の清蔵と幾代太夫が夫婦となり、餅屋を開く後日談で結ぶ。

ほかに