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いどのちゃわん
A人情噺江戸長屋屋敷人情の決着ほろ苦
二百文の仏像から五十両。正直者ばかりで、屑屋の清兵衛は長屋と屋敷を往復する。
裏長屋の土間。籠の仏。細川屋敷の高窓から差す、昼の光。
高木も卜斎も五十両を受け取らず、清兵衛が頭を抱えるところ。
仏像を磨いて五十両が出たため、清兵衛が娘も磨けば見違えると言う。高木は「また小判が出るといけない」と断る。
「いや、磨くのはよそう。また小判が出るといけない」。
講談では、細川家の仲介で卜斎が再仕官し、井戸の茶碗が将軍へ献上される続きもある。