こわかれ
酒と女郎で家を失った熊五郎。三年後、木場へ向かう途中で息子の亀を見かける。
神田竪大工町。木場へ向かう道。亀の手に、父からの五十銭。
鰻屋の外にいるお光を、店主が見つけるところ。
夫婦は、亀が二人をつないだという「子は鎹」を口にする。亀は自分が鎹なら、母が玄能でぶつと言ったのも当然だと受け取る。
「おいら鎹だったの? だからおっ母は、おいらを玄能でぶつって言ったんだ」
上・中・下の長い型。『女の子別れ』は母が出て父が子と暮らす逆型。本線は熊・お光・亀の再結。サゲは「子は鎹」で切る型と、玄能をめぐる返しまで入れる型がある。