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厩火事

うまやかじ

別名 · 厩焼けたり

人情噺江戸家庭夫婦逆さオチ

孔子の故事を聞いた髪結い。瀬戸物を割って、亭主の心を試す。

情景

仲人の家。孔子と武家の二つの話。亭主の前で割れる瀬戸物。

登場人物

あらすじ

  1. 髪結いのお崎、昼間から遊ぶ年下の亭主に悩む。
  2. 仲人、孔子が厩の火事で人を先に問うた話を聞かせる。
  3. 物より人——瀬戸物をわざと割り、反応を見よと勧める。
  4. お崎、夫の目の前で瀬戸物を打ち壊し——。

みどころ

聴くとき

孔子と武家の話を聞き、お崎が瀬戸物を壊してみようと決めるところ。

結末

  1. 夫は瀬戸物より、お崎の怪我を心配する。
  2. 感動したお崎が、自分をそれほど大事に思っているのかと尋ねる。
  3. 亭主は「指でも怪我したら、明日から遊んで酒が呑めねえ」。

オチ

お崎を先に心配した亭主の本心が、妻への愛情ではなく、稼ぎ手の指と自分の酒のためだったと分かる。

サゲ

「指でも怪我したら、明日から遊んで酒が呑めねえ」。

とたん落ちの本線。台詞の言い回しは演者差。

ほかに