かげきよ
別名 · 入れ眼の景清 · めくら景清
失明して仕事を失った目貫師・定次郎は、母のために清水寺へ百日参りをする。
京の工房。石段の湿り。満願の鐘と、雷の匂い。
雷雨の中で甚兵衛とはぐれ、定次郎が一人で杖を探すところ。
景清の目を借りて開眼した定次郎が、足元の自分の目まで持ち帰ろうとする。観音が下取りで止める。
「下取りの眼は置いて行け」
『下取りの眼』は四代目桂米團治の考案。本来は景清の魂まで乗り移り『眼が違った』で落とす続きがあり、開眼で切る人情噺の型もある。江戸では参詣先が変わる。