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親売り

おやうり

別名 · 親売り物

人情噺江戸夫婦親子間抜ほろ苦

車夫夫婦が、新聞広告を見て老人の養子話を相談する。

情景

車夫の長屋。新聞の広告。老人の座敷。

登場人物

あらすじ

  1. 車夫の孝吉夫婦は二人とも親を知らない。
  2. 新聞の「親売ります」を見つけ、百円で買おうとする。
  3. 二か月働いても五十円。買うのを諦め、相手の助けにと持参する。
  4. 相手は困窮ではなく立派な老人——夫婦の心に感じ入る。

みどころ

聴くとき

五十円を差し出す前の、夫婦の相談。

結末

  1. 老人が夫婦を養子に迎えたいと言い出す。
  2. 孝吉——私はただいま片親ができたばかりで。
  3. 喜びの中に、まだ片方だけの寂しさが残る。

オチ

親を買おうとした話が、養子になって「片親」ができる話になる。

サゲ

「私はただいま片親ができたばかりでございます」

春風亭燕枝作と伝わる人情噺。片親の一言が本線サゲ。

ほかに