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しんがん
人情噺江戸家寺夫婦考えほろ苦
流しの按摩・梅喜は、片方の目だけでも治してほしいと薬師へ通う。
浅草馬道。横浜からの道。お堂の満願。待合の灯り。
小春の告白に傾く、梅喜の呼吸。
開眼の夢で見たのは欲と裏切り。目覚めた盲の梅喜は、寝ているあいだだけよく見えたと締める。
「盲てなあ、寝ているうちだけ、よーく見える」
現在知られるサゲは八代目桂文楽による改作。歴史的な差別語を含むため、現代の口演では言い換えることがある。