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かんにんぶくろ
滑稽噺江戸長屋夫婦比喩の現実化
腹を立てないと決めた町内の男たちが、不平を袋へ詰めることにする。
長屋。夫婦や隣人が、不満をためるための『堪忍袋』を囲む。
緒の切れる音。あふれ出す声。
『堪忍袋の緒が切れる』という慣用句を、本物の袋で見せる。
袋の緒が切れ、ため込んだ悪口が一斉にあふれ出す。
益田太郎冠者が初代圓左のために書いた新作。原作には、袋が破れたあと亭主が大工を張り倒して『堪忍袋の緒が切れた』と落とす型もある。