こしょうのくやみ
別名 · 悔やみ · 悔み丁稚 · ええ気味
笑い上戸の男が、大家の娘の悔やみに行く作法を八五郎に習う。
八五郎の前。胡椒の粉。式場の女たち。墓前の、くしゃみ。
墓前の第一声。くしゃみの入り方。
笑い上戸の涙用に胡椒を一気に舐める。悔やみの文句がくしゃみと笑いへ崩れ、儀式が溶ける。
「承りますれば…ハックショッ。水ください」——「あーあ、いい気持ちだ」
原話は山椒。上方は悔み丁稚。本線は胡椒の過量。 胡椒を渡す相手は兄貴分本線。武藤『定本』系は妻が授ける型。上方は『悔み丁稚』『ええ気味』。