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山号寺号

さんごうじごう

別名 · 恵方詣り

滑稽噺江戸往来トントン

若旦那は幇間の一八から、寺には山号と寺号を合わせた正式名があると教わる。

情景

浅草へ向かう道。縁側を拭くおばさん。金の入った財布。

登場人物

あらすじ

  1. 若旦那が幇間に、浅草観音は金龍山浅草寺だと教わる。
  2. 山号寺号はどこにでもある、と念を押され、金を張る。
  3. 一八が「おかみさん拭きそうじ」「乳母さん子を大事」と連発する。
  4. 所持金をほぼ取られた若旦那が、今度は自分がやる、と言う——。

みどころ

聴くとき

所持金をほとんど取られた若旦那が、今度は自分が答えると言い出すところ。

結末

  1. 若旦那が金の入った財布を奪い、「一目散随徳寺」。
  2. 逃げられた一八は叫ぶ。
  3. 「南無三、し損じ」。

オチ

一八に金を巻き上げられた若旦那が財布を奪い「一目散随徳寺」(ずいとくらます)。一八は負けの山号寺号で締める。

サゲ

「南無三、し損じ」。

途中で挙げる山号寺号は演者によって大きく異なり、参拝先を成田山新勝寺とする型もある。本稿は随徳寺と『南無三、し損じ』で結ぶ。

ほかに