さんごうじごう
別名 · 恵方詣り
若旦那は幇間の一八から、寺には山号と寺号を合わせた正式名があると教わる。
浅草へ向かう道。縁側を拭くおばさん。金の入った財布。
所持金をほとんど取られた若旦那が、今度は自分が答えると言い出すところ。
一八に金を巻き上げられた若旦那が財布を奪い「一目散随徳寺」(ずいとくらます)。一八は負けの山号寺号で締める。
「南無三、し損じ」。
途中で挙げる山号寺号は演者によって大きく異なり、参拝先を成田山新勝寺とする型もある。本稿は随徳寺と『南無三、し損じ』で結ぶ。