← もどる
さんまいきしょう
滑稽噺上方・江戸廓地口
同じ遊女から、同じ約束の起請文を受け取った男が三人。
遊郭の座敷。押入れと衝立。起請文の、同じ名前。
押入れと衝立から二人が現れたあと、遊女がどんな顔で男たちを受け止めるか。
嘘の起請で熊野の烏が死ぬと責められ、遊女は烏を殺して朝寝したいと開き直る。都々逸「三千世界の烏を殺し…」を踏む。
「世界中のカラスを殺してやりたい」——「ゆっくり朝寝がしてみたい」。
上方は難波新地、江戸は吉原。本線は三枚の起請とカラス・朝寝。