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お見立て

おみたて

別名 · 墓違い · 手向け茶屋

滑稽噺江戸・上方仕込み

花魁に会いたい客。喜瀬川と若い衆が、断る口実を重ねる。

情景

吉原の格子。線香の煙。寺の、似たような墓石。

登場人物

あらすじ

  1. 田舎大尽が花魁に通い、店は病気だと言って断る。
  2. 見舞いを望み、次は死亡説で追い返そうとする。
  3. 墓参りを願い、妓夫が寺へ案内する。
  4. 墓碑を隠すため花と線香で覆うが、読まれてしまう——。

みどころ

聴くとき

花と線香で墓碑を隠す喜助と、それを払いのけて読む杢兵衛の押し引き。

結末

  1. 次々と別の墓へ案内し、誤魔化せなくなる。
  2. 杢兵衛は、喜瀬川の本物の墓はどれだと喜助を問い詰める。
  3. 喜助は、花魁を選ばせる客引き口上で墓を選ばせようとする。

オチ

死んだことにした花魁の墓がいくつも出る。花魁選びの口上が、墓の「お見立て」になる。

サゲ

「よろしいのをひとつ、お見立て願います」

別題は「墓違い」。上方では「手向け茶屋」の題で演じる。

ほかに