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親子酒

おやこざけ

A滑稽噺江戸・上方親子考え

息子の酒癖を案じた父が、二人そろって禁酒しようと言い出す。

情景

商家の夜。息子の留守に、父が徳利へ手を伸ばす。

登場人物

あらすじ

  1. 酒好きの親子が、二人で禁酒しようと誓い合う。
  2. 息子の留守に父親が我慢できず、女房に酒を出させて酔う。
  3. 帰宅した息子も、同様に酔っている。
  4. 父親が叱り、息子は付き合いだと弁解する——。

みどころ

聴くとき

父子が向かい合い、互いの姿を見定める。

結末

  1. 父親「こいつの顔はさっきからいくつにも見える。化け物に身代は渡せない」。
  2. 息子「俺だってこんなぐるぐる回る家は要りません」。

オチ

酔った父には息子の顔がいくつにも見え、酔った息子には家が回って見える。互いに自分の酔いには気づかない。

サゲ

「こんなぐるぐる回る家は要りません」。

上方では、息子がうどん屋に絡む前半を付ける型がある。

ほかに