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蛇含草

じゃがんそう

滑稽噺上方考え

大蛇が腹を鎮めるという蛇含草を、餅の大食いをする男が分けてもらう。

情景

隠居の家。吊るされた蛇含草、焼き始めた餅、曲食いを見せたがる男。

登場人物

あらすじ

  1. 夏の日、男は隠居の家で、大蛇が人を呑んだ後になめるという蛇含草を見る。
  2. 隠居が焼き始めた餅を、男は曲食いまでして食べる。
  3. 二つを残して苦しくなるが、帰る前に蛇含草を分けてもらう。
  4. 長屋へ帰っても苦しい男は、草を胃薬と思い込んでなめる。

みどころ

聴くとき

餅を二つ残して苦しくなった男が、草を持ち帰るところ。

結末

  1. 心配した隠居が布団をめくる。
  2. 人の姿はなく、甚平を着た餅だけが残る。
  3. 食う側が、食われる側の残りになる。

オチ

人を溶かす蛇含草を胃薬と思ってなめた男は消え、食べた餅だけが甚平を着て残る。

サゲ

障子を開けると、餅が甚平を着てあぐらをかいている。

同じ草の話を蕎麦の大食いに替えるのが「そば清」で、こちらは餅と甚平を用いる「蛇含草」の型。古い型には蕎麦が大小を差すサゲもある。

ほかに