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新聞記事

しんぶんきじ

別名 · 阿弥陀池 · 阿弥陀ヶ池

滑稽噺上方・江戸考え

新聞を読めない男が、隠居の話を記事として聞き始める。

情景

隠居の縁。紙面の墨。茶の湯気。次の見出しへ行く間。

登場人物

あらすじ

  1. 男が新聞のどこが面白いか分からぬ、と言う。
  2. 隠居は読めと諭し、三日前の「事件」を語りはじめる。
  3. 尼寺に拳銃の泥棒——亡き大尉の妻が心臓を撃て、と堂々。
  4. 泥棒は従卒だと平伏し、自殺を止められ、誰が行けと言った、と問われる。

みどころ

聴くとき

「阿弥陀が——」と口が揃う直前の、間。

結末

  1. 泥棒——阿弥陀に行けと言われた、と答えて冗談話だとばれる。
  2. 怒った男に、隠居は新聞を読まぬから騙される、と別件を語る。
  3. 町内の米屋強盗——首が糠の桶。未逮捕の「続報」で、また耳が釣られる。

オチ

天ぷら→揚げられた逮捕、天ぷら屋の妻→衣をつけた尼。連想が二段で返る。

サゲ

「すぐに衣をつけたんだ」。

上方『阿弥陀池』。文屋作、桃太郎が江戸へ。題は阿弥陀ヶ池だとサゲが割れるとの説あり。 上方本線『阿弥陀池』は「阿弥陀が行け」でサゲ(糠・ぬかに首の途中落としもあり)。江戸移入『新聞記事』本線は天ぷら/衣。

ほかに