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くまのかわ
滑稽噺江戸家夫婦考え
女房から医者への礼を頼まれた甚兵衛が、用向きをきれいに忘れてしまう。
長屋から医者の座敷へ。赤飯の礼を言い出せない甚兵衛の目に、黒い敷物が入る。
女房が伝言を念押しする最初の場面。
熊の皮は「尻に敷く」敷物。尻に敷かれる亭主が、女房の伝言を毛皮の言葉で思い出す。
「尻に敷く」——「女房がよろしくと」
古い小咄には艶笑寄りの型がある。圓朝の「八百屋」では脛毛を伏線にする型、熊の皮を煙草入れや巾着に替える型も伝わる。