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権助提灯

ごんすけちょうちん

滑稽噺江戸夫婦時間

大店の主人が、妻と妾を同じ夜に訪ねる段取りを権助へ頼む。

情景

風の強い夜。本宅と妾宅の間を、権助が提灯を持って何度も往復する。

登場人物

あらすじ

  1. 妾を持つ旦那。正妻もお初も妬まず、都合よく並立している。
  2. 風の強い夜、正妻がお初の家へ行けと勧める。
  3. 権助に提灯を持たせ向かうが、お初は奥の顔が立つと追い返す。
  4. 家へ戻れば正妻が「向こうで泊まれ」——再び提灯が揺れる。

みどころ

聴くとき

何度目かの「提灯を灯して」に対する、権助の間。

結末

  1. またお初に返され、再び家路へ。
  2. 旦那が「権助、提灯を灯しておくれ」と言う。
  3. 権助「その必要はねえだよ。もう夜が明けただ」。

オチ

正妻と妾の譲り合いで往復を重ねるうちに夜が明け、権助の提灯がいらなくなる。

サゲ

「その必要はねえだよ。もう夜が明けただ」。

禁演落語に含まれたことがある艶笑系。本線は本宅と妾宅の往復と夜明けで、嫉妬の殺し合いではない。

ほかに