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今戸焼

いまどやき

別名 · 福助くらべ

滑稽噺江戸夫婦逆転

芝居帰りの女房と留守番の亭主が、役者にたとえる言い合いをする。

情景

夕暮れの家。芝居から帰った女房と、留守番をしていた亭主が口げんかをする。

登場人物

あらすじ

  1. 芝居好きの女房を持つ男が夕刻帰宅すると、家は留守。
  2. 近所の主婦と観劇に行っていた女房が戻る。
  3. 遅い帰宅と、周りの旦那ばかり役者にたとえることに亭主が腹を立てる。
  4. 「あなたは福助に似ている」——男が喜ぶ——。

みどころ

聴くとき

「福助」のあとの、短い間。

結末

  1. 男がほめに浮かれる。
  2. 女房が一言足す——「今戸焼の」。
  3. 福助は役者ではなく、今戸焼の福助(人形・火鉢)だったと分かる。

オチ

亭主は歌舞伎役者の福助に似ていると喜ぶが、女房は今戸焼の福助(人形・火鉢)に似ていると言ったのだった。

サゲ

「今戸焼の」

短い小品。資料や口演によって、落ちの実物を福助人形・福助火鉢とする差がある。役者の福助と今戸焼の福助を重ねる型が本線。

ほかに