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芋俵

いもだわら

別名 · 芋どろ · 芋屁 · 人俵

滑稽噺江戸・上方民家間抜

戸締まりの厳しい家へ入るため、泥棒三人組が芋俵を使う計略を立てる。

情景

家の前に運ばれた芋俵。夜まで取りに来ないという頼み、屋内へ移される重い俵。

登場人物

あらすじ

  1. 三人組の泥棒は、戸締まりの厳しい家へ一人を芋俵に入れて運ぶ。
  2. 少し置かせてくれと頼み、夜まで取りに来なければ家の者が屋内へ移す計画だ。
  3. 家の者は俵を屋内へ入れるが、泥棒の頭側を下にしてしまう。
  4. 夜になり、小僧と女中が空腹をしのぐため、俵の芋を取ろうとする。

みどころ

聴くとき

家の者が俵を屋内へ移し、頭側を下にして置くところ。

結末

  1. 小僧の手が、泥棒の股間をなでる形になる。
  2. 我慢の末、思わず放屁。
  3. 「おや、気の早いお芋だ」。

オチ

俵の中の人を芋と取り違える。夜食の手が股間へ、屁が「気の早いお芋」になる。

サゲ

「おや、気の早いお芋だ」

別題は「芋どろ」「芋屁」「人俵」。上方では「芋屁」ともいう。五代目柳家小さんには、最初二人組の泥棒が手伝いの松公を加える型がある。

ほかに