← もどる

寿限無

じゅげむ

別名 · 親ごころ · 長名の倅

S滑稽噺江戸・上方家庭親子反復の着地

縁起を詰め込んだ長い名。呼ぶだけで、もう一席。

情景

誕生の祝い。縁起言葉が、止めどなくつながる。祈りが、長くなる。

登場人物

あらすじ

  1. 子どもが生まれ、長命を願って名を相談する。
  2. 縁起言葉がつながり、名がどこまでも長くなる。
  3. 起こすのも、誘うのも、一仕事。
  4. 腕白が友だちと喧嘩し、相手の頭にたんこぶ。
  5. 言いつけに来た子が、長い名で事情を話しはじめる——。

みどころ

聴くとき

意味は追わなくていい。名の波と、言い切るまでの間。

結末

  1. 殴られた子が、長い名でくどくど訴える。
  2. 同じ長い名が、訴えのたびに繰り返される。
  3. 言い終わるころには、たんこぶが引っ込んでいる。

オチ

長い名を言い終えるまでに、殴られた子のたんこぶが引っ込む。

サゲ

「こぶ、引っ込んじまってる」。

井戸や川に落ちる型もある。本線はこぶ型。

ほかに