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菅原息子

すがわらむすこ

別名 · 芝居狂

滑稽噺江戸家庭親子地口

菅原伝授手習鑑を見た若旦那が、家の食卓で芝居のせりふをまねる。

情景

若旦那の家の食卓。膳や汁椀を前に、芝居の『寺子屋』のせりふが続く。

登場人物

あらすじ

  1. 若旦那、菅原の芝居を見て上機嫌で帰る。
  2. 玄関から大仰な口調。女房にも役を強いる。
  3. 食卓でも料理に芝居の文句をかぶせる。
  4. 父親があきれて『ばか野郎』と飛びかかる。

みどころ

聴くとき

父の叱声。息子の体が動く瞬間。

結末

  1. 父親が『このばか野郎』と飛びかかると、若旦那は『親びと、御免』とかわして投げる。
  2. 女房が父親を投げたことをとがめる。
  3. 若旦那は『女房喜べ、せがれがおやじに勝ったわやい』と答える。

オチ

『寺子屋』で松王丸が言う『せがれがお役に立った』を、父を投げた状況に合わせて『せがれがおやじに勝った』ともじる。

サゲ

「女房喜べ、せがれがおやじに勝ったわやい」

別題『芝居狂』。上方由来で、芝居噺のまくらとして短く演じることも多い。料理やせりふの数には演者差がある。

ほかに