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指南書

しなんしょ

滑稽噺上方家庭夫婦師弟間抜オチ

嫉妬深い若旦那が、和尚の教えを抱えて旅へ出る。

情景

寺の枕辺。渡し船の音。草津の姥が餅の、甘い匂い。

登場人物

あらすじ

  1. 嫉妬深い若旦那、寺で修行し、死期の和尚から指南書を授かる。
  2. 親類へ金を届ける旅。怪しむ道連れに「旅は道連れ」で同行。
  3. 「急がば回れ」で船を避け、陸路を取る。
  4. 帰宅すると女房と男が同じ部屋に——指南書を開き——。

みどころ

聴くとき

帰宅の部屋。指南書の、最後の一葉。

結末

  1. 「七たび尋ねて人を疑え」で早合点を止め、夫婦仲を守る。
  2. 命も家も助かり、旅の土産の姥が餅を見ると傷んでいる。
  3. 指南書の最後——「うまい物は宵に食え」。

オチ

命も夫婦も指南書で守ったあと、傷んだ土産を見て最後の一葉が効く。

サゲ

「うまい物は宵に食え」

上方発。土産は羊羹型・姥が餅型など演者差。本線は最後の「宵に食え」。

ほかに