しめこみ
別名 · 時の氏神 · 盗人の仲裁 · 盗人のあいさつ
留守を狙った泥棒の置き土産が、帰ってきた夫婦の間に火をつける。
戸の甘い長屋。縁の下の闇。やかんの湯。風呂敷包み。
夫婦が同じ包みを見て、正反対の疑いを口にするところ。
泥棒の白状で夫婦喧嘩は収まるが、正体が知れると亭主は今度こそ表から心張りをかけろと言う。
「表から心張りをかけておけ」
別題は「時の氏神」。上方の「盗人の仲裁」「盗人の挨拶」から移植された系統で、「これをご縁に、ちょいちょいうかがいます」と再訪する型は八代目桂文楽が用いた。