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しゃっくり政談

しゃっくりせいだん

別名 · 次の御用日 · しゃっくり裁判

裁き上方・江戸川岸奉行所裁きの一文

しゃっくりが止まらない男が、奉行所の裁きに呼ばれる。

情景

住友の浜。天水桶の陰。お白洲の埃に、喉の音が残る。

登場人物

あらすじ

  1. 丁稚・常吉が主人の娘・お糸の縫い物稽古の供をする。
  2. 長堀・住友の浜で、法被を日除けにした大男——顔見知りの藤吉。
  3. 面白がって奇声。お糸は倒れ、のち健忘。主人は西の御番所へ訴える。
  4. 白洲で常吉と藤吉が尋問される。奇声の応酬が、場を侵す——。

みどころ

聴くとき

奉行の喉。証人の言葉選び。

結末

  1. 藤吉がとぼけ、奉行が奇声を連発して普段の声が出なくなる。
  2. 「一同、次の御用日を待て」。
  3. 声を失った裁きが、延期で場を閉じる。

オチ

奇声の応酬で奉行が声を失い、裁きを次の御用日へ延ばす。

サゲ

「一同、次の御用日を待て」

上方『次の御用日』。枝雀型は「本日の裁きはなかったことに」。 別題『次の御用日』。枝雀型は「本日の裁きはなかったことに」。本線は次の御用日。

ほかに