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真景累ヶ淵

しんけいかさねがふち

別名 · 累ヶ淵後日の怪談

怪談江戸屋敷因縁怖い

鍼医・皆川宗悦をめぐる因縁から、深見家と皆川家の怪異譚が始まる。

情景

根津の深見家から羽生村まで。金の貸し借り、恋慕、殺人が世代を越えてつながる。

登場人物

あらすじ

  1. 旗本・深見新左衛門が、金貸しの鍼医・皆川宗悦を斬る。
  2. 宗悦の死後、新左衛門も妻を斬り、非業の死を遂げて深見家は改易となる。
  3. 新左衛門の長男・新五郎、次男・新吉と、宗悦の娘たちの間で恋慕と死が重なる。
  4. 新吉と豊志賀、お久の悲劇から、名主の妾・お賤との密通と逃避行へ続く。

みどころ

聴くとき

通しでは登場人物と血縁が多い。高座では『宗悦』『豊志賀』など一章ずつ演じられることが多い。

結末

  1. 尼となったお熊の告白から、新吉とお賤が異母兄妹であること、過去の殺人とのつながりが明らかになる。
  2. 新吉はお賤を殺して自害し、お熊も惣吉の母を殺したと告白して命を絶つ。
  3. 惣吉は明神山で安田一角を討ち、母の仇討ちを遂げる。

オチ

地口のサゲで終わる噺ではない。新吉、お賤、お熊の死を経て、惣吉が安田一角への敵討ちを遂げ、長い因果を閉じる。

サゲ

惣吉が安田一角を討ち、母の仇を取る。

初代三遊亭圓朝作。当初の題は『累ヶ淵後日の怪談』で、『真景』は当時の流行語『神経』をもじったもの。全編は97章に及び、高座では『宗悦殺し』『豊志賀の死』『お熊の懺悔』などを抜いて演じることが多い。

ほかに