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転失気

てんしき

A滑稽噺江戸伝言のねじれ

知らぬ言葉を、和尚も近所も知った顔。小僧だけが本当の意味を聞き出す。

情景

寺の座敷。医者の問いが、小僧を町じゅう走らせる。

登場人物

あらすじ

  1. 体調の悪い和尚が、医者に「てんしき」を聞かれる。
  2. 意味は分からない。ない、と答えてしまう。
  3. 小僧に探らせるが、近所も知らない。
  4. 答えを聞いた小僧は、知らないふりをした和尚に仕返しを思いつく。

みどころ

聴くとき

桐箱が開き、医者が盃を見る。

結末

  1. 小僧は医師から「転失気=屁」と聞き、和尚には「さかずき」と嘘を教える。
  2. 再診で和尚は自慢の「てんしき」として桐箱の盃を出す。
  3. 医師に見破られ——。

オチ

和尚が自慢の『転失気』として盃を見せ、嘘がばれる。叱られた小僧は『屁でもありません』と、本来の意味で返す。

サゲ

「ええ、屁でもありません」。

『奈良・平安』や『臭い話』など、サゲには多くの型がある。

ほかに