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転宅

てんたく

別名 · 娘義太夫 · 義太夫語り

滑稽噺江戸妾宅地口

妾宅へ忍び込んだ泥棒が、女房の寝床に身を隠す。

情景

妾宅の膳。平屋の天井。路地に出した、タライの水。

登場人物

あらすじ

  1. 妾宅に泥棒が入るが、膳の残りを食べて見つかる。
  2. お梅、自分も泥棒仲間だと偽り、逃げる話を持ちかける。
  3. 男は惚れ込み、泊まろうとする。二階に人がいると脅され去る。
  4. 紙入れを取られ、翌日タライが片付いたら入れ、と約束——。

みどころ

聴くとき

タライが出たままの朝。近所の井戸端。

結末

  1. 翌日タライは出たまま。近所で「面白い話」を聞かされる。
  2. それは昨夜の自分の失敗談だったが、気づかない。
  3. 「転宅した」と聞き、「転宅(洗濯)? どうりでタライが」——。

オチ

転宅を洗濯と聞き違え、出っぱなしのタライの理由にする。

サゲ

「転宅(洗濯)? どうりでタライが」

別型『義太夫語り』は「どうりで上手く騙られた(語られた)」。合図が三味線になる口演あり。

ほかに