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星野屋

ほしのや

別名 · 入れ髪 · 三両残し · 五両残し

滑稽噺江戸・上方妾宅逆さ

星野屋の主人は、妾のお花と手を切るため、吾妻橋での心中を持ちかける。

情景

妾宅に置かれた手切れ金。九つの鐘が鳴る吾妻橋。橋下に隠した船。

登場人物

あらすじ

  1. 主人が妾・お花に手切れを言い、金を置いて心中の約束まで持ちかける。
  2. 九つの鐘で吾妻橋へ。主人が飛び、お花は後を追わず帰る。
  3. 重吉が「主人の幽霊が取り殺す」と告げ、髪を下ろして誓えと言う。
  4. お花が髪を差し出し、尼になる覚悟を示す。

みどころ

聴くとき

主人が橋から飛び込んだあと、お花が欄干に残って考えるところ。

結末

  1. 後追いすれば身請けしたのに坊主になってざまあみろ、と重吉。
  2. お花は渡したのはかもじだと返し、金は贋だと脅し合いになる。
  3. 母「そうだと思って三枚くすねておいた」。

オチ

心中芝居とかもじ・贋金の脅し合いの果て、横の母が手切れ金をくすねていたと明かす。

サゲ

「そうだと思って三枚くすねておいた」

別題『入れ髪』。上方では『三両残し』『三円残し』『五両残し』などの題があり、飛び込む場所を天神橋とする。

ほかに