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なかむらなかぞう
別名 · 蛇の目傘
A人情噺江戸芝居芸
役者の血筋を持たない仲蔵に、人気のない斧定九郎が回る。雨宿りの蕎麦屋で、一人の浪人を見た。
忠臣蔵五段目。雨の山崎街道。破れた蛇の目傘から、白塗りの定九郎が現れる。
大向こうの声が上がらぬまま、定九郎が舞台を退くところ。
客の沈黙を失敗と思った仲蔵は、褒める師匠の言葉で初めて成功を知る。雨宿りで見た浪人が、いまに残る定九郎の型になった。
團十郎から煙管をもらい、女房の「煙に巻かれないかい」で締める型や、師匠の「役者の神様だ」で締める型がある。