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二階借り

にかいがり

別名 · お茶漬け · 二階 · 二階の間男

色噺江戸・上方夫婦皮肉

人妻だと名乗る男が、昼の長屋で二階を借りる。

情景

昼間の二階。消えた明かり。下では茶漬けの箸が動く。

登場人物

あらすじ

  1. 不倫中の男女。女は夫の友人と通じている。
  2. 男は金もなく外へ連れ出す手間を嫌い、夫在宅の二階で事を運ぼうとする。
  3. 相手は人妻だとだけ告げ、明かりを消して上がる。夫は茶漬けに夢中。
  4. 事が終わり、また明かりを消して下りる——。

みどころ

聴くとき

夫が「その女の旦那は何してる」と問う前後。

結末

  1. 妻が何食わぬ顔で帰宅する。
  2. 夫「友人に二階を貸した。相手は人妻だ。その旦那は何してるんだろう」。
  3. 妻「今頃、お茶漬けでも食べてるんじゃない?」。

オチ

人妻だと偽って二階を借りる ↔ 茶漬けに夢中の夫が他人事で語る → 妻が茶漬けで真相を返す。

サゲ

「今頃、お茶漬けでも食べてるんじゃない?」

上方『茶漬間男』。東京でも『お茶漬け』題あり。 別名『二階の間男』を統合(同筋別題)。 別題『二階の間男』『お茶漬け』。上方『茶漬間男』は友人が「茶漬でも食うてるやろ」と答える型あり。

ほかに