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ねこさだ
怪談江戸長屋采女ヶ原夫婦因果の決着怖い
賽の目を読む黒猫。主人の留守に、長屋の気配が変わる。
八丁堀の裏長屋。懐の黒猫、賽の音。雨の采女ヶ原。
賭場から猫の声が消えたあと。雨音だけが、定吉の帰り道を追う。
賽の目を読んだ猫が、最後には人の悪意を読む。勝たせた恩は、命をかけた仇討ちになる。
黒猫は二人の喉の肉をつかんだまま、息絶えていた。
長い怪談噺。人物名や細部、猫塚由来の結びには口演差がある。