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花見酒

はなみざけ

滑稽噺江戸野外友人間抜

花見客へ酒を売って一儲けしようと、二人の男が酒樽を担いで出かける。

情景

花見の人出。酒樽と盃、最初の売り上げに浮き立つ二人の酒売り。

登場人物

あらすじ

  1. 二人は花見の客に酒を売れば儲かると、酒樽を担いで出かける。
  2. 最初の客がつき、売れたうれしさで二人も飲みたくなる。
  3. 片方が相方へ十銭を払って一杯飲み、受け取った相方もその十銭で一杯飲む。
  4. 同じ十銭が二人の間を往復するうち、酒だけが減っていく。

みどころ

聴くとき

最初の売り上げで、二人が自分たちも飲みたくなるところ。

結末

  1. 売る酒がほとんどなくなってから、客が来る。
  2. 二人は酒屋らしい顔を保とうと取り繕う。
  3. 売り物を自分たちで飲み尽くしたことが、応対から露呈する。

オチ

同じ十銭を二人の間で回していただけなのに、二人は商売繁盛のつもりで売り物の酒を飲み尽くす。

サゲ

売り物を飲み尽くしたことが、客への取り繕いで露呈する。

十銭の往復と売り物を飲む反復が本線。資料には、酒がなくなった後の一言や姿で切る口演差がある。

ほかに