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豆屋

まめや

別名 · 豆売り

滑稽噺江戸・上方長屋間抜

豆の売り声。怖い客ほど、値が下がる。

情景

長屋の路地。枡の豆をめぐって、二人の客が別々の値切り方をする。

登場人物

あらすじ

  1. 行商の売り声の小咄のあと、男がソラマメ売りに出る。
  2. 長屋で呼ばれ、戸を閉められ、一升いくらと問われる。
  3. 正価を言うと激昂され、二銭に負けろと恫喝される。
  4. 山盛りの豆を置いて逃げると、隣からさらに怖い声——。

みどころ

聴くとき

次の長屋の声を聞いた瞬間の、豆屋の答え。

結末

  1. さらに恐ろしい調子で「一升いくらだ」と聞かれる。
  2. 豆屋は、さっきよりさらに安い値を言う/ただでいい、と言う。
  3. 怖さの階段が、値段の階段になる。

オチ

怖い客に値を下げ/上げさせられたあげく、升を空にして「買わない」。値段が度胸で決まる。

サゲ

「おれんとこじゃ、買わねえんだい」

逃げ噺。江戸は与太郎型。升を逆さまにして空にする型が本線で、値段の数字やマクラの売り声には演者差がある。

ほかに