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やかんなめ

やかんなめ

別名 · やかん · やかん根問 · 無学者

A滑稽噺江戸主従間抜オチ

持病の癪に、やかん。通りすがりの武士の頭が、薬になる。

情景

言問橋のたもと。梅の匂い。急に白くなる、奥方の顔。

登場人物

あらすじ

  1. 奥方が梅見の途中、癪に倒れる。
  2. やかんを舐めれば治る——手元にない。
  3. 下女が、ヤカン頭の武士に頭を借りたいと頼む。
  4. 武士は憤慨したのち、主を思う度胸に折れて頭を預ける——。

みどころ

聴くとき

奥方が去ったあと、武士が頭の痛みに気づくところ。

結末

  1. 癪は治る。武士の頭に、噛み跡。
  2. お供が傷を確認する。
  3. 「お案じなされるな。漏れるほどの傷ではございませぬ」。

オチ

やかんの代わりに禿げ頭を借り、噛み跡を「漏るほどではない」と鍋の傷に見立てて返す間抜オチ。

サゲ

「お案じなされるな。漏れるほどの傷ではございませぬ」。

別名『薬缶』『やかん』。

ほかに