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夢の酒
ゆめのさけ
別名 · 夢の後家 · 隅田の夕立
怪談江戸商家夫婦地口
若旦那が夢で見た美女の話に、女房は本気で焼きもちを焼く。
情景
商家の奥。向島の雨宿り。夢の座敷の、冷やの徳利。
登場人物
- 徳三郎若旦那。酒は弱いが、夢では飲む
- お花焼きもち。淡島様の句を頼む
- 大旦那仲裁のつもりが、夢の客
- 御新造夢の中の、美しいもてなし
あらすじ
- 居眠りの若旦那が、雨宿り先の美しい御新造の夢を語る。
- お花が激怒。騒ぎを聞いた大旦那が仲裁に入る。
- お花、淡島様の上の句で人の夢に入れ、と頼む。
- 大旦那が眠り、本当に同じ夢へ——。
結末
- 夢の中で御新造に会い、冷や酒を勧められる。
- 断ったところでお花が起こす。大旦那「惜しいことをした」。
- 「ご意見の途中か」「いいや、冷やでもよかった」。
オチ
忠告のつもりが、夢の冷や酒を惜しむ本音が出る。
サゲ
「いいや、冷やでもよかった」。
圓遊改作系。本線は冷や酒落ち。