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ろくろ首

ろくろくび

別名 · ろくろく首

滑稽噺江戸・上方家庭夫婦間抜け

器量よしの婿入り話。ただ一つ、娘の首は丑三つになると伸びる。

情景

初夜の座敷。丑三つ。隣の枕から、女房の首がするすると遠ざかる。

登場人物

あらすじ

  1. 伯父が縁談を持ちかける。器量よし、ただし夜に首が伸びる。
  2. 与太郎、寝ていれば見ないと受け、婿入りする。
  3. 初夜、気になって眠れず、首の伸びるところを目撃。
  4. 家を飛び出し伯父へ抗議。事前に言った通りだと言われ——。

みどころ

聴くとき

寝たふりをする与太郎が、隣の枕へ目を向けるまでの間。

結末

  1. 与太郎、「せめて夏だけ養子を止めさせてほしい」。
  2. なぜかと問われ、答える。
  3. 「首の出入りに蚊が入って困る」——蚊帳を抜ける首。

オチ

ろくろ首の恐怖が、夏の蚊帳を抜ける首の実用問題になる。

サゲ

「首の出入りに蚊が入って困る」。

上方由来の蚊のサゲが本線。東京では「首を長くして待ってる」型(三木助・小さん系)も広く演じられる。

ほかに