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ぶんしちもっとい
S人情噺江戸長屋橋吉原親子人情の決着ほろ苦
娘のために借りた金が、橋の上で他人の命に回る。
年の瀬の本所。長屋の冷えと、吉原の灯り。吾妻橋の下を、黒い水が流れる。
吾妻橋で、命で詫びるという文七を長兵衛が止める声。
長兵衛が文七に渡した五十両が戻り、お久の身請けと二人の縁につながる。
鋭い地口のサゲは置かず、文七とお久が元結屋を開くところで締める。