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目黒のさんま

めぐろのさんま

S滑稽噺江戸屋敷郊外主従知ったかぶりの破綻

郊外の火で覚えた味。屋敷の丁寧が、それを壊す。

情景

秋の郊外。炭火と脂。帰ってからの座敷は、銀と器の冷たさ。

登場人物

あらすじ

  1. 遠出の途中、殿が空腹になる。
  2. 漂う匂いの元は、庶民の魚——さんま。
  3. 炭火で焼いた一尾が、殿の記憶に刺さる。
  4. 屋敷に戻り、もう一度、と命じる——。

みどころ

聴くとき

炭火のさんまに驚く殿の声と、屋敷で待つ二度目の一口。

結末

  1. 屋敷では脂を抜き、骨を取り、形を崩したさんまが出る。
  2. 殿は、目黒で食べたものとは違うと首をかしげる。
  3. 魚河岸で買ったと聞き、目黒のさんまのほうが上等だと思い込む。

オチ

殿は、炭火と空腹でうまかったさんまを目黒の名物だと思い込む。脂と骨を抜いた屋敷の一皿は、かえって味を失う。

サゲ

「さんまは目黒に限る」。

ほかに