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もう半分

もうはんぶん

A怪談噺江戸酒屋反復怖い

半合ずつ酒を飲む老人。置き忘れた五十両を、酒屋夫婦が隠す。

情景

注ぎ酒屋の夜。橋。行灯の下の、茶碗。

登場人物

あらすじ

  1. 注ぎ酒屋に老人が来て、半合ずつ「もう半分」と飲む。
  2. 老人が風呂敷に大金を置き忘れ、夫婦が悪心で否認する。
  3. 娘が身を売った金だと明かし、老人は橋の方へ消える。
  4. その後、夫婦の家に赤ん坊が生まれる——。

みどころ

聴くとき

丑三つ時、赤ん坊が起き上がり、乳母の寝息をうかがうところ。

結末

  1. 乳母が次々に辞め、理由を言えと店主が隣室で見張る。
  2. 丑三つ時、赤ん坊が起きて行灯の油を茶碗に注ぎ、飲み干す。
  3. 店主が飛び込むと、赤ん坊は茶碗を差し出し——「もう半分」。

オチ

奪った金の因縁が子に返る。赤ん坊が行灯の油を飲み干し、老人と同じ口調で「もう半分」。

サゲ

「もう半分」。

ほかに