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もといぬ
A滑稽噺江戸寺商家地口
お百度で人間になった白犬。奉公に上がっても、耳と口には昔の癖が残る。
目黒不動の石段。抜けていく白い毛。奉公先の台所には、焙炉がある。
主人が女中のお元を呼び、四郎が先に返事をするところ。
主人の「お元は居ぬか」が「お元は犬か」に聞こえる。元犬の四郎が「元は犬」と答えてしまう、居ぬか/犬かの掛詞。
「元は犬でございましたが、今朝がた人間になりました」。