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居残り佐平次

いのこりさへいじ

別名 · 居残り

A色噺江戸地口

佐平次が仲間を連れて品川へ。勘定の朝、仲間を帰し、自分だけ布団部屋へ入る。

情景

長屋の昼。品川の遊郭の灯り。翌朝の、勘定書き。

登場人物

あらすじ

  1. 貧乏長屋の佐平次が、品川の遊郭へ行こうと周りを誘う。金は自分が何とかする、と。
  2. 飲めや歌えの一泊。翌朝、佐平次は仲間だけ帰し、自分はもう一泊すると店へ言う。
  3. 勘定をはぐらかし続け、金はないと明かして布団部屋へ入る。
  4. 夜になると布団部屋を抜け出し、客の座敷で幇間を始める——。

みどころ

聴くとき

店主が勘定はいらないから帰れと言い、佐平次が煙草まで求めるところ。

結末

  1. 店主は勘定を帳消しにし、金を渡して佐平次を追い出す。
  2. 佐平次は後をつけた若い衆へ、自分は居残りを生業にしていると明かす。
  3. 店主の「おこわにかけやがったな」に、若い衆が「旦那の頭がごま塩ですから」と返す。

オチ

「おこわにかける」は、計略でだますこと。強飯にごま塩を振ることと、店主の白髪交じりの頭を掛ける。

サゲ

「私をおこわにかけやがったな」「旦那の頭がごま塩ですから」。

「おこわにかける」が通じにくいため、送り金をもらって出るところで切る型もある。

ほかに