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ちん輪

ちんわ

別名 · ちんわ · 袈裟茶屋 · 金襴の袈裟

色噺江戸・上方地口

錦のふんどしを借りた与太郎が、寺と吉原の間を急ぐ。

情景

若い衆の寄合。質屋の錦。寺の本堂。廓の灯り。

登場人物

あらすじ

  1. 隣町が緋縮緬の長襦袢で廓を総踊りし、こちらの町を笑いものにしたと噂が飛ぶ。
  2. 兄貴分が質流れの錦を借り、ふんどしで繰り込もうと言う。人数に一枚足りない。
  3. 与太郎は妻に許しと入手法を聞き、寺へ——狐憑きに袈裟が要ると借りに行く。
  4. 話が混乱しつつも袈裟を得て、錦のふんどしで廓へ——。

みどころ

聴くとき

廓でいつ来たかと聞かれる前後。

結末

  1. 錦のふんどし勢が女郎の度肝を抜く。与太郎は袈裟ゆえ厚遇される型が多い。
  2. いつ来たかと問われ、「今朝」と答える。
  3. 袈裟——今朝。

オチ

借りた袈裟で厚遇される ↔ 花魁の「今朝は返さない」 → 袈裟/今朝の地口で寺への返却が焦る。

サゲ

「今朝は返しませんわ」——「ケサは返さない? そりゃいけねえ」

上方『袈裟茶屋』系。禁演落語に含まれた時期あり。 別名『錦の袈裟』を統合(同筋別題)。 別題『錦の袈裟』。本線は花魁が引き留める「今朝は返さない」と与太郎の袈裟返却。『いつ来たか→今朝』は本線ではない。

ほかに