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搗屋無間

つきやむげん

別名 · 搗屋問答 · 無間の臼

色噺江戸搗屋地口

搗屋の徳兵衛は、吉原の小稲の絵姿に惚れ、金を工面して会いに行く。

情景

精米の白。吉原の灯り。手水鉢と欄間。響く小判の音。

登場人物

あらすじ

  1. 搗屋の徳兵衛が小稲の絵を見て恋煩いで寝込む。
  2. 主人に預けた金を使って会いに行くが、やがて金が尽きる。
  3. 無間の鐘——現世で大金、死後は地獄——の話を思い出す。
  4. やがて清蔵は、手水鉢や鐘を相手に金策を試みる。

みどころ

聴くとき

欄間から小判が落ち、徳兵衛が望んだ額になるか数え始めるところ。

結末

  1. 落ちた小判は、望んだ三十両ではなく二十四両だった。
  2. 徳兵衛は二割少ないことに気づく。
  3. 「そうか、二割は搗き減りか」。

オチ

無間の鐘で得た小判が言い伝えより少ない。足りぬ分を「搗き減り」と商売の目減りで納得する。

サゲ

「そうか、二割は搗き減りか」

本線は小稲と三十両・二十四両の二割型。遊女を丸山とし、三百両・二百七十両の一割で落とす型もある。『紺屋高尾』『幾代餅』と前半を混同しない。

ほかに