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お菊の皿

おきくのさら

別名 · 皿屋敷

怪談上方・江戸屋敷井戸考え

皿屋敷の幽霊をひと目見ようと、若者たちが夜の井戸端へ忍び込む。

情景

廃れた井戸端。丑三つ。闇の底から「一枚、二枚」と数える声。

登場人物

あらすじ

  1. 皿屋敷の幽霊が見たい若者たちが、廃屋敷の井戸へ夜這いする。
  2. お菊が現れ「一枚、二枚……」。九枚まで聞くと狂うと伝えられ、六枚で逃げる。
  3. 噂が広がり、弁当売り・有料席・ひいきまで現れる興行になる。
  4. 毎夜、九枚の手前で逃げる儀式が繰り返される——。

みどころ

聴くとき

「一枚、二枚」の数え声と、六枚で逃げ出す見物客の足音。

結末

  1. 満員の夜、お菊の数えがいつもより速く、客は逃げ遅れる。
  2. お菊は九枚を越え、十枚、十一枚と数え続ける。
  3. 十八枚まで数えると、そこで「おしまい」と切る。

オチ

九枚までの怪談を毎夜演じるお菊が、二晩分の十八枚をまとめて数え、翌日を休みにする。

サゲ

「こう毎晩やらされたんじゃたまらない。明日はお休み」

六枚/七枚で逃げる型あり。本線は興行化した怪異と十八枚。

ほかに